せどりの確定申告はどこから必要?初心者が知っておきたい基準と注意点【2025年最新版】

この記事を書いた人

とも子(45 歳/元看護師)
2023 年に副業で新品せどりを開始。
自己発送と FBA の失敗を繰り返しつつハイブリッド運用で
クレーム率 1.7 % → 0.4 % に改善。
開始 1 年 3 か月で 年商 2.5 億円 を達成。
現在は物販専業プレイヤー。
趣味は温泉巡りと道の駅スタンプラリー♨️

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とも子(45 歳/元看護師)
2023 年に副業で新品せどりを開始。
自己発送と FBA の失敗を繰り返しつつハイブリッド運用で
クレーム率 1.7 % → 0.4 % に改善。
開始 1 年 3 か月で 年商 2.5 億円 を達成。
現在は物販専業プレイヤー。
趣味は温泉巡りと道の駅スタンプラリー♨️

目次

はじめに|「少しの利益だから大丈夫」は危険!

「ちょっとだけ利益が出ただけだから、申告しなくてもいいよね?」
せどりを始めたばかりの方から、よくこんな声を聞きます。

ですが実はその考え、税金の世界では要注意なんです。
せどりで得た利益も「所得」として扱われ、条件を満たすと確定申告が必要になります。

たとえ数万円の利益でも、一定の金額を超えると申告義務が発生するため、
「知らなかった」では済まされません。


せどりの収益にも確定申告が必要な理由

せどりは「商品を安く仕入れて高く売る」ことで利益を得るビジネス。
つまり、仕入れや送料などの経費を差し引いた最終的な利益(=所得)が発生します。

この所得は、給与やアルバイトの収入とは別に税金がかかる対象です。
たとえ副業であっても、「利益が出ている以上は所得」とみなされます。

国税庁のルールでは、副業などの所得が年間20万円を超える場合、
確定申告をして税金を納める義務があると定められています。

せどりで得た利益も立派な「収入」。
小さな金額でも、“ビジネス扱い”になることを忘れないようにしましょう。


知らずに放置するとペナルティになることも

「知らなかった」「うっかりしていた」――
そんな理由でも、確定申告をしなかった場合は**「無申告」として扱われます**。

無申告が発覚すると、

  • 本来の税金に加えて「無申告加算税」
  • 申告が遅れた日数分の「延滞税」
    などのペナルティが発生します。

金額は数千円〜数万円になることもあり、思ったよりも痛手です。

また、過去の申告漏れが見つかると、数年分さかのぼって追徴課税を受けるケースもあります。
副業せどりであっても「小さな利益だから大丈夫」と放置せず、
正しく申告することが大切です。


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STEP1|確定申告が必要になるタイミングを知ろう

「結局、自分は確定申告が必要なの?」
この疑問をスッキリさせるために、まずは判断基準となる金額を覚えましょう。


副業せどりは「年間20万円」がひとつの目安

会社員やパートとして働きながら、副業でせどりをしている人の場合
1年間で得た利益(売上−仕入−経費)が20万円を超えたら確定申告が必要です。

この「20万円」は“所得”であり、“売上”ではありません。
たとえば、以下のようなケースです👇

スクロールできます
内容金額
売上40万円
仕入れ15万円
送料・経費5万円
利益(所得)20万円

この場合、ギリギリ20万円なので“不要”に見えますが、
20万1円でも超えた時点で申告義務が発生します。

また、所得税の申告が不要でも、住民税の申告は必要な点も要注意です。


本業でせどりをしている場合は「95万円」が基準

専業でせどりを行っている場合、
1年間の所得が95万円を超えると確定申告が必要になります。

これは、基礎控除(誰でも受けられる税金の控除)が95万円に設定されているためです。
つまり、95万円を超えた分に対して税金がかかる、という仕組みです。

たとえば、年間で100万円の利益が出たなら、
95万円を引いた「5万円」に対して所得税が課されます。


不用品を売っただけなら申告不要になるケースも

「せどり」と「不用品販売」は、税法上の扱いがまったく違います。

✅ せどり=利益を目的に仕入れた商品を販売する行為
✅ 不用品販売=自宅にある使わなくなったものを売るだけ

このように、「最初から売る目的で仕入れていないもの」は“生活用動産”と呼ばれ、
税金の対象外(非課税)です。

たとえば、

  • 使わなくなった洋服や家電をメルカリで売った
  • 読み終わった本をブックオフに持ち込んだ
    こうしたケースは確定申告の必要はありません。

ただし、時計・ブランドバッグ・貴金属など30万円を超える高額品は例外です。
これらは“課税対象”になる場合があるため、注意しておきましょう。


💬 ワンポイントまとめ

  • 副業せどり:利益が20万円超 → 確定申告が必要
  • 本業せどり:利益が95万円超 → 確定申告が必要
  • 不用品販売:生活用品の範囲なら申告不要

STEP2|所得の考え方を理解しよう

せどりの確定申告でまず大事なのは、
「所得(しょとく)」=「利益」とは何かを正しく理解することです。

ここを勘違いしてしまうと、
本当は申告が必要なのに「大丈夫だろう」と見落としてしまうケースも少なくありません。


売上から「仕入れ+経費」を引いた金額が“所得”

せどりでは、単に売れた金額がそのまま「利益」になるわけではありません。
たとえばこんなイメージです👇

スクロールできます
項目金額
売上(販売額)30万円
仕入れ15万円
発送料・梱包資材などの経費5万円
所得(=利益)10万円

このように、売上 −(仕入れ+経費)=所得 という計算になります。

税金は、この「所得」に対してかかるため、
仕入れや経費を正しく記録することがとても大切なんです。


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どんな費用が経費として認められるの?

せどりでは「商品を販売するために必要だった出費」であれば、
多くのものが経費として計上できます。
たとえば、こんな項目が代表的です👇

  • 商品の仕入れ代金
  • 発送時の送料・梱包材・ダンボール
  • プリンターのインク・コピー用紙などの消耗品
  • リサーチ用のネット通信費やスマホ代の一部
  • 外注費(画像編集や出品作業を依頼した場合)
  • 移動費・ガソリン代(店舗仕入れのための外出)

ただし、「生活費と混ざっているもの」は要注意。
たとえば自宅の通信費や車のガソリン代などは、
仕事で使った分だけを按分(あんぶん=割合分け)して計上します。


売上=所得と勘違いして申告漏れになる例

せどり初心者でよくあるのが、
「20万円分売れた=20万円の利益」と勘違いしてしまうパターンです。

実際には仕入れや送料などを差し引いた残りが所得なので、
例えば👇

  • 売上:20万円
  • 仕入れ:12万円
  • 経費:3万円

の場合、所得は 5万円
この場合は確定申告の必要はありません。

一方で、
「売上をそのまま所得として申告してしまう」と、
税金を払いすぎて損をしてしまうケースもあります。


💡 ポイントまとめ

  • 税金は“売上”ではなく“所得”にかかる
  • 経費を正しくつけると税金が減る
  • 仕入れや発送の領収書は必ず保管する

STEP3|青色申告と白色申告の違いをやさしく解説

せどりで確定申告をする際には、
「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

どちらを選ぶかで、税金の金額や手間が大きく変わります。
ここでは、初心者でも違いがイメージできるように説明しますね。


白色申告:シンプルで初めてでも簡単

白色申告は、手続きがとても簡単なのが特徴です。
収支をまとめた「収支内訳書」と確定申告書を提出するだけ。

帳簿も複雑ではないため、
初めて確定申告をする方や、副業で小さくせどりをしている方にはおすすめです。

ただし、税金の控除が少ないのがデメリット。
そのため、ある程度の利益が出るようになったら、
次に紹介する「青色申告」への切り替えを検討すると良いでしょう。


青色申告:手間はあるけど節税メリットが大きい

青色申告は、記帳や提出書類が少し複雑になりますが、
その分だけ税金を大きく減らせる制度です。

特に「青色申告特別控除」という制度を使うと、
最大で65万円も所得から差し引くことができます。

つまり、同じ金額を稼いでいても、
青色申告の人の方が納める税金が少なくなるんです。


青色申告ができる人・できない人の条件

青色申告は誰でもできるわけではなく、
以下の条件を満たす必要があります👇

  • 「事業」として継続的にせどりをしていること
    (趣味や不定期の販売ではなく、安定した取引がある)
  • 事業開始届を税務署に提出していること
  • 「青色申告承認申請書」を期限内に出していること

副業でも、毎月継続して仕入れ・販売をしている場合
青色申告を選べるケースが多いです。


💡 まとめ

  • 白色申告:手軽でシンプル(初心者向け)
  • 青色申告:少し手間だけど節税効果が高い(本格派向け)

STEP4|青色申告を選ぶと得られる主なメリット

青色申告は、せどりを“事業”として長く続けたい人にとって、
大きな武器になります。
ここでは、代表的な4つのメリットを紹介します。


① 最大65万円の控除が使える

「青色申告特別控除」によって、
最大で65万円を所得から差し引くことができます。

たとえば所得が100万円あった場合、
65万円を引いた“35万円”にだけ税金がかかるという仕組みです。

これだけで、かなりの節税効果になります。


② 家族へのお手伝い代を経費にできる

せどりの作業を家族が手伝ってくれた場合、
「青色事業専従者給与」として、
その給与を経費に計上することができます。

たとえば、
奥さんが商品発送を手伝ってくれた場合などが対象です。

白色申告では認められない仕組みなので、
家族で協力してせどりをしている人には大きなメリットです。


③ 赤字を翌年以降の利益から差し引ける

せどりを始めたばかりの頃は、
仕入れやツール代などで赤字になることもありますよね。

青色申告では、そんな赤字を最大3年間繰り越し
翌年以降の利益と相殺できます。

つまり、
「去年の赤字を、今年の利益から引ける」ということ。
結果として、税金を減らせます。


④ 事業としての信頼性が上がる

青色申告をしている人は、
税務署から「事業をしている」と正式に認められている状態です。

そのため、

  • 銀行での融資やクレジット審査
  • 補助金・助成金の申請
    などでも信頼性が高まり、ビジネスを広げやすくなります。

副業から本業にステップアップしたい人にとっても、
青色申告は大きな一歩になります。


💬 まとめ

  • 青色申告は「節税+信頼性UP」の両方に効果あり
  • 継続してせどりを続けるなら、早めの切り替えがおすすめ

STEP5|確定申告を忘れた・遅れたときの注意点

せどりを始めたばかりの人にとって、確定申告は少しハードルが高く感じるもの。
「気づいたら期限を過ぎていた…」という相談も少なくありません。

でも大丈夫。
まずは慌てずに、今どんな対応が必要かを知ることが大切です。


無申告加算税・延滞税がかかることも

確定申告を期限内にしなかった場合、
「無申告加算税」と「延滞税」というペナルティが発生することがあります。

  • 無申告加算税:本来納める税金に加えて、最大20%が上乗せ
  • 延滞税:期限を過ぎた日数に応じて加算(年率7.3%など)

たとえば、税金10万円を納めるべきところ、
申告を忘れていた場合、2万円近くの追加負担になるケースも。

ただし、自分から早めに申告すれば軽減される制度があります。
税務署から指摘を受ける前に申告することで、加算税が5%に減るなど、
“自主的な修正”が評価される仕組みです。


意図的でなくても「無申告扱い」になるケース

「わざとじゃないのに、無申告扱いになった」
そんなケースも、実はよくあります。

たとえば👇

  • 売上はあったけど「経費を引いたら赤字だろう」と申告しなかった
  • 会社員だから税金は自動で引かれていると思い込んでいた
  • 所得20万円の“売上”と“利益”を混同していた

これらは意図的でなくても「申告漏れ」と見なされることがあります。

税務署は、銀行口座やフリマアプリなどの取引データを把握しているため、
「見つからないだろう」は通用しません。
誤解からミスをしてしまう人も多いので、
まずは自分の取引を整理して早めに行動することが重要です。


早めの準備が安心な理由

確定申告の準備は、年が明けてから一気にやろうとするととても大変です。
「領収書がどこにいったかわからない…」
「口座の入金履歴を遡るのが大変!」
という声もよくあります。

そんな混乱を防ぐために、日々の記録をこまめにつける習慣をおすすめします。

✅ 売上・仕入れ・経費はエクセルやノートにメモ
✅ レシートは月ごとにまとめて保管
✅ 入金・出金の記録を定期的に確認

これだけで、申告の負担はぐっと減ります。
「次の申告をラクにする」ための準備は、今からでも十分間に合いますよ。


まとめ|確定申告は“せどりを長く続けるための基礎”

せどりで安定して稼ぎ続けるためには、
「税金のルールを知って、正しく申告すること」が欠かせません。

確定申告は、国への義務というだけでなく、
あなた自身のビジネスを守る“信頼の証”でもあります。


利益が出たら早めに記録を残す習慣を

「あとでまとめてやろう」は、もっとも危険な考え方です。
申告期限が近づくと、焦って計算を間違えたり、必要な書類を紛失したりすることもあります。

小さな利益でも、仕入れや経費の明細をきちんと残しておくことで、
「どこまでが課税対象か」がはっきりわかり、無駄な税金を払わずに済みます。


税金のルールを知ることが、安定した副業の第一歩

確定申告を正しく行える人は、ビジネスとしての意識が高い人です。
「副業で少し稼ぐ」から「長く安定して稼ぐ」へとステップアップするためには、
税金の知識を身につけることが欠かせません。


💬 最後にひとこと

難しそうに感じる確定申告も、
「どのラインで必要か」「何を経費にできるか」さえわかれば怖くありません。

せどりは、コツコツ続ければ必ず成果が出るビジネスです。
ルールを味方につけて、安心して成長していきましょう。

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